アメリカの野生動物に癒やされる!ただしヒトや住宅等に危険なケースあり
我が家は全員動物好きで、野良猫の保護活動をしているご近所さんたちのお手伝いもさせて頂いています。
もちろん野良猫だけではなく、山が多い田舎地域ということもあり、様々な野生動物に出会うことも多々。
その愛らしさやお茶目な行動を眺めているだけで、ストレスも緩和されるものです。
ですが、ヒトの健康や住宅などへの被害リスクを高めることもあり、注意も必要ですね。
アメリカのキャンプ場や住宅街にも現れる野生動物には危険性もあり
我が家によく現れる野生動物には、稀に熊も見かけますが、鹿、うさぎやリス、ねずみ、もぐら、アライグマなどが日常的です。
キャンプ場にもこういった野生動物や、地域によってはさらに多くの種類を見かけます(Fauna of the United States – Wikipedia)。
ちなみに我が家の周囲では、うさぎなどによる菜園被害が多く、テリトリー意識高めで餌に不自由がない保護された野良猫たちが、菜園を守ってくれています。
そのような猫のハンティングや、鹿のファミリー、うさぎが跳ねている姿、リスの木登りなど敷地内での光景は、私たちの癒やしになっています。
とはいえ、野生動物の中には、アメリカでとても多い感染症『Lyme Disease(ライム病)』(Lyme Disease | Lyme Disease | CDC)の原因となる保菌動物もいますから、注意も必要ですよね。
また、アライグマやもぐらなどの小動物は、敷地内にいる猫や犬を殺めたり家屋に損傷を与えたりすることも。
そのため我が家のご近所さんたちは、捕獲用ケイジを貸し借りしあい、アライグマなどを捕獲した後は、山に連れて行くという作業を繰り返しています。
他にも、時期によってはキツツキによる被害も少なくありません。
夫の友人に、森の中でログハウスを建てて住んでいる人がいますが、彼の家もキツツキからダメージを受けることが多くありました。
当時ログハウスの一部に穴をあける蜂もいたことから、その蜂を目当てに来たキツツキに、さらに穴をあけられるという(涙)。
現在は住宅を改装し、キツツキ対策(How to Keep Woodpeckers From Damaging Your Home | HGTV)も十分に行っているようです。
ただし、蛇被害は根強く続いているとか(怖)。
田舎に住んでいると、このような野生動物による被害に向き合うことは、残念ながら絶えないものですね。
アメリカのイエローストーン等国立公園で野生動物を楽しめる!
壮大なアメリカにご旅行の際には、国立公園を楽しむこともぜひプランに入れて頂きたいです。
とにかく広い国ですから、地域により野生動物や植物など自然も全く違っており、できる限り多くの場所を体感してほしいです。
特に、世界初の国立公園とされ、ワイオミング・アイダホ・モンタナの3州に位置する『Yellowstone National Park』はおすすめ。
温泉など多くの観光名所があることでも知られている国立公園ですが、狼やエルクなど様々な野生動物が生息していることでも有名です。
他にも、アメリカには国立公園が多くあり、絶景を楽しみ、歴史や野生動物の生態系などを学ぶことが可能です(アメリカ合衆国国立公園 – Wikipedia)。
以下の記事では、ベスト16選としてアメリカ国立公園が紹介されています。
ぜひご覧下さい。
アメリカで野生動物等Wildlifeを感じられるツアーやサファリも人気
そして、アメリカの国立公園では、ガイドによるツアーを提供しているところも多くあります。
ご旅行前に、予約などが必要かどうかなど、ぜひ各サイトにてチェックしてみて下さいね。
イエローストーン国立公園でも、シーズンに合わせた多種多様のツアーが提供されています。
Guided Tours – Yellowstone National Park (U.S. National Park Service) (nps.gov)
また、アメリカにはWildlifeを垣間見るサファリツアーも多くありますね。
至近距離で動物を感じられて、動物園とはまた違った体験ができます。
カリフォルニアやジョージアなど、アメリカのサファリツアー、ベスト10選を紹介している以下の記事も、ぜひご覧下さい。
10 Best Wildlife Safaris in the USA | Attractions of America
アメリカの野生動物で絶滅危惧種が増加中?絶滅認定に魚・動物の23種
残念なことですが、2021年9月に、アメリカの『FWS(Fish and Wildlife Service)』より、国内におけるハシジロキツツキなどの鳥類や魚介類で23種の絶滅が発表されています。
●23種の絶滅発表…News Releases – U.S. Fish and Wildlife Service (fws.gov)
1973年には『ESA(Endangered Species Act)』(絶滅危惧種の保存に関連した法律)が制定され、保護活動も行われていました。
ですが、今回絶滅と発表された種には、既に遅すぎた保護活動だったと伝えられています。
●ESAについて知られていなかった10のこと…10 Things You Didn’t Know About the Endangered Species Act | NRDC
キツツキによる被害も絶えない、我が家の田舎地域ですが、このような発表を聞くと、ヒトを優先させた環境の変化も限度が必要と改めて考えさせられますね…。
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