ユーモアに喝采!アメリカの【ライセンス・プレイト(ナンバー・プレイト)】

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ユーモアに喝采!アメリカの【ライセンス・プレイト(ナンバー・プレイト)

私が日本にいた頃は、車のナンバー・プレイトでオリジナルのナンバー登録はできなかったと記憶していますが、現在はどうなのでしょうか?

アメリカでは、「ライセンス・プレイト」と言いますが、オリジナルのナンバー登録ができることで有名ですね。

以前、道路情報板についてご紹介しましたが、我が家は同時に車のライセンス・プレイトもよくチェックしています。

面白い意味を込めたプレイトを目にすることもよくあるのです。

今回は、そんなユーモア溢れるライセンス・プレイトをご紹介しましょう。

我が家が実際に目にしたライセンス・プレイト

アメリカに留学していた期間も合わせると、アメリカ生活もかなりの年数になる老いた私(笑)。

その間に様々なライセンス・プレイトを目にしました。

では、私たち家族が記憶しているいくつかをご紹介します。

MOMOF4

留学時代からの友人が、ご主人からプレゼントされた車で、「MOM OF 4」、つまり「4人の子持ちママ」ということですね。

HOMEBOY

スラングで「仲間/親友」といった意味があります。

割り込みをされてもイラッときても、このプレイトが目に入れば、許してしまいそうかも(笑)。

2TH CARE

これは発音的に「TOOTH CARE」(歯のケア)ということで、恐らく歯医者さんのプレイトではと感じました。

❤2BAKE

普通に考えると、「❤(LOVE) TO BAKE」ということで、「料理やお菓子作りが好き/ベイカー/菓子職人」です。

一方で、BAKEという単語が「(違法・合法のタバコなどを)吸う/準備する」といったスラングがあるため、どちらなのかしら?と思わされます(笑)。

愛嬌と恐怖が入り混じったような(笑)。

「背景」を知っていると爆笑してしまうライセンス・プレイト

ここでは、ソーシャルミディア上で見つけたライセンス・プレイトのいくつかを、意味を交えてご紹介しますね。

(上部…West Virginia)IAMLATE(下部…Wild and Wonderful)

オリジナルのナンバーが「IAMLATE」で、プレイト上部に州名「ウェストヴァージニア」、下部に州のスローガンである「Wild and Wonderful」が入っています。

Virginiaは、イギリスでヴァージン・クイーンと呼ばれた未婚の女王、エリザベス1世から考えられた名称で、「ヴァージン(処女)」がベースになっています。

そして、「I AM LATE」は一般的に「時間に遅れます」という意味ですが、他にも「妊娠しているかもしれない(月経が遅れている)」という意味があるのです。

ヴァージンの下に妊娠を疑っている告白(笑)。

しかも「自然たっぷりで素敵な場所」という意味を持つ州のスローガンが「妊娠しているかもしれない」の下に表記されているのです。

つまり、「(妊娠が/私が)ワイルドで素敵/驚きでしょ」といったような意味を感じさせます(笑)。

または、映画『Alice in Wonderland』(Alice in Wonderland (2010 film) – Wikipedia)のごとく、本当にただ「時間に遅れる」と言いたかったのかも??

SSSSSNEK

SSSSS」という舌と歯の間から息を出すような発音は、アメリカで知られている蛇の口真似

その後のNEKと合わせて、「SNAKE(蛇)」のことです。

爬虫類好きな人なのかも??

ONERING

映画『The Lord of the Rings』(The Lord of the Rings – Wikipedia)のリングのこと。

リングを熱すると「One ring to rule them all~」と、そのパワーについての表記が浮かび上がります。

リングが全てを治め~略~暗黒に繋ぎ止める」という通り、強烈なパワーを持っている、ということなのでしょう。

道路上において、「私がルール」と言いたいのかもしれません(笑)。

RGER DAT

Rogerという名の男性が所有する車のライセンス・プレイトだそうで、「RGER」は「Roger」、「DAT」とは「That」のスラングのこと。

Rogerは日本語でも使う「ラジャー」といった意味もあるので、「Roger that」で「了解」という意味ですね。

Rogerさんにピッタリのプレイトです(笑)。

アメリカのライセンス・プレイトはDécorとしても人気!

アンティークなライセンス・プレイトなど、アメリカではよくコレクション物として販売されており、コレクターが多くいます。

一般的に、プレイト発行時で人口が少ない州や管轄区域のプレイト、古く状態が良いものなどに価値が高まるとされています。

とはいえ、古いだけで必ず高い価値があるとは限りませんが。

アメリカ人のガレージや自宅、店舗によっても、ライセンス・プレイトを飾っているところが多くあります。

興味がおありの方は、アメリカにお越しの際、ぜひアンティークショップなどを訪ねてみて下さいね。

ちなみに、私達の古い家では、何故か古いライセンス・プレイトが、1室の壁にはめ込まれています。

以前のオーナーに伺ったところ、私達から3代前のオーナーが修繕の際に、所有していた車のライセンスをはめ込んだそうです(笑)。

以前のオーナーと同じく、我が家も何となく気に入っていて、そのままにしています。

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