アメリカ【Kift(旧Kibbo)】が提案するヴァンライフ
パンデミックにより、リモート習慣が増えた2020年。
アメリカでは、トレーラーハウスなどを貸し出し、利用者の交流コミュニティを設置している企業、『Kift(旧Kibbo)』が話題になりました。
トレーラーハウスやキャンピングカーを借り、国中を旅したりキャンプ地に行ったりすることは、アメリカで珍しいことではありません。
ネット環境さえあればOKという仕事も増えていますから、場所を選ばない生活も、アメリカでは選択肢にプラスされるようになってきたのです。


『ライフスタイル』ではなく完全な『ヴァンライフ』へ
アメリカでは、移動式のトレーラーハウスやキャンピングカーを所有している人が多くいます。
ご近所さんや友人たち、夫の親戚にもかなり多数いますが、なかなかメンテナンスが大変なようです。
それでも、宿泊施設を利用せずに移動式住居にて、快適で気兼ねなく旅行ができることは楽しいとか。
景色が変わることで、気分転換にもなるのでしょう。
Kiftでは、そんなヴァンライフを楽しむ人達のため、コミュニティ専用のロケイションを設けていて、共有の場も利用することが可能です。
KiftのCEOは、ヴァンを利用した生活を、単にライフスタイルの1つとするのではなく、ディジタル時代の新しい生き方として提案しています。
●参照:Kibbo wants to remake the RV park so #vanlife can be a life and not a lifestyle | TechCrunch
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Kiftによるキャンピングカー他ヴァンのレンタルやコミュニティ開拓
Kiftのメンバー会費は、ベースとなる年会費が100ドル、フルメンバー会費の月会費が150ドルとなっています。
その上、クラブハウスでのステイやヴァンのレンタル費などがオプショナルで、必要なメンバーのみに加算されます。
※自身のヴァンを利用することも可能。
●メンバーの会費について…Kift
アメリカの都会暮らしでは、スタジオアパートメントの家賃でさえもかなり高額です。
そのことを考えれば、WiFiや基本的な食料供給などが整った環境のコミュニティ利用は、とてもリーズナブルな生活といえますね。
●参照:Freedom + Community.. Why I founded Kibbo | by Colin O’Donnell | Kift | Medium
アメリカで人気!快適な車中泊でリモートワークも可能
アメリカでトレーラーパークといえば、インフォーマル的なイメージが強くあるもの。

ですがKiftが提案するコミュニティは、メンバーがともに交流できる場も設営されていて、共有のバスルームやキッチンなども準備されています。
そんな中、同じくヴァンライフを楽しむ人達との交流は、情報交換をし合うなど親しみが深まりやすいかもしれませんよね。

もちろん交流は義務ではなく、独りの時間を楽しんだり仕事に集中したりと、個人のみの空間を持つことも自由。
興味がある方は、自身に最適なメンバーシップを選び、ヴァンライフをスタートさせてみてはいかがでしょうか。
Kiftは2021年11月現在、子供がいるファミリーは非対象となっています。
ですから、子供がいるキャンプサイトではなく、大人だけの時間を楽しみたい人におすすめです。
またコミュニティは、カリフォルニアを拠点としていますが、今後アメリカ全州に拡がることを期待しています。
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