企業戦略に感服!アメリカ最大のピッツァチェーン【Domino’s Pizza】

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企業戦略に感服!アメリカ最大のピッツァチェーン【Domino’s Pizza

アメリカで最大とされるピッツァチェーン店の『Domino’s Pizza』は、1960年より世界規模で長年の人気を誇っています。

クーポンやサービス品などのキャンペーンも常に行われていて、私の周囲でも、ピッツァを頼むといえばドミノを選ぶ人が多くいます。

(23) Marti on Twitter: “I was too excited about my #SurpriseFree from @dominos! #DominosPizza #Dominos And it’s so delicious! 🍕 https://t.co/H6mB9OL7WP” / Twitter

(23) 🏈 #WFT 🏀 #DCAboveAll 🏎️ #JGR on Twitter: “It’s really true, I ordered @dominos tonight and I was the lucky recipient of a #FreesNotFees pizza, and a damn good pizza at that. Thank you #dominospizza you kick ass 💯💪💪 https://t.co/BFAVQvbhWL” / Twitter

もちろん、お得なキャンペーンだけではなく、無人車によるデリバリーの実現を、早くから発表していたチェーン店でもありますよね。

初めてドミノの無人デリバリーCMを見た時は、映画『トータル・リコール』(トータル・リコール – Wikipedia)の無人タクシーを思い出して、ちょっとした衝撃を受けました。

Domino’s Nuro Self-Driving Pizza Delivery Commercial 2021 – YouTube

NuroR2による無人デリバリーをヒューストンで開始

ドミノは2019年に、将来的な無人デリバリーのため、ロボット車のR2をカスタムしている『Nuro』とのパートナーシップを発表しました。

Domino’s® and Nuro Launch Autonomous Pizza Delivery with On-Road Robot | Domino’s Pizza (gcs-web.com)

R2は、法的に走行が認められたミラーなど不要で自動運転可能とする初の車であり、カリフォルニアなど多くの州で、既に走行を実現しています。

Nuroは、KrogerやWalmartの食料・日用品、CVSでの処方薬のデリバリーに加え、ドミノのピッツァデリバリーをヒューストンでスタート。

Watch this robot deliver a Domino’s pizza (cnn.com)

R2には、センサーやレイダーなどの他、12のカメラも装備されており、360度の視界と、障害物/音の回避などを完全にしています。

そして、専用アプリでオーダーとデリバリー時間を設定後、時速25マイルの安全走行で時間通りに商品を届けてくれるのです。

もちろん、利用者はR2のトラッキングも可能で、到着後はセキュリティコードにてドアをオープン、商品の受け取りを行います。

ちなみに、R2にはトヨタのプリウス車がベースに使われているようですね。

素直に、日本人として嬉しく思いました(笑)。

我が家の地域でもいずれ採用されたら、ぜひともオーダーしてみたいです。

(20) WillGilbert1 on Twitter: “I want to order a @dominos pizza just to have that Nuro self driving car deliver it. #Dominos #Dominospizza #Nuro #selfDrivingCar #dominosnuro https://t.co/pp1st9DXTQ” / Twitter

(20) eTags on Twitter: “Domino’s Pizza started delivering #pizzas via #Nuro #driverlesscars in #Houston, #Texas this week as part of a pilot program. Nuro’s #selfdrivingrobot is called R2! #dominospizza #dominospizzapics #pizza #pizzadelivery #selfdrivingcar #selfdriving #dominospizzas #autonomous https://t.co/uQlpmOyGtu” / Twitter

アメリカのDomino’s Pizzaがローカルの小規模店をサポート

2021年11月にドミノはまた、パンデミックの影響からUberなどのデリバリー会社を利用中の、全国ドミノ加盟店周辺における小規模なローカル店のサポートを発表。

ローカル店のギフトカード10万ドル以上分を購入、ドミノの顧客にギフトとして贈るとのこと。

(20) Domino’s Pizza on Twitter: “To help local restaurants impacted by delivery app fees, Domino’s franchisees across the country purchased over $100K in gift cards from local restaurants to hand out to customers. That way, they can order directly from the restaurant, so no one gets hit with delivery app fees. https://t.co/lp4n9IK8RH” / Twitter

ギフトカードを利用するには、ローカル店にて直接オーダーをすることになるため、店側はデリバリー会社を利用せずに済みます。

小規模のローカル店は、デリバリーAPPでオーダーが増えても、その手数料など支払い負担が大きく、なかなか大変なようです。

以下のCM動画を是非ご覧下さい。

Domino’s Supports Local – YouTube

アメリカ最大級のチェーン店による地域へのサポートは、アメリカの経済効果にも繋がりますから、素晴らしいことといえますね。

Domino’s Pizzaによる近未来へのマーケティングがすごい?

とはいえ、ドミノが発表したローカル店へのサポートに、難色を示す人も少なくはないようです。

確かに、ドミノとしても節税対策になりそうですし、サポートの発表でドミノ自体へのサポートも強まっているはず。

加えて、ドミノのサイトによれば、

ドミノが1年で最も忙しい時期は、大晦日とハロウィンの2つ」(Fun Facts (dominos.com)

とされており、ローカル店のサポートは、まさにその中間時期。

ハロウィン後からドミノの売上も沈む心配はないでしょう。

また、デリバリーAPPがどれほどローカル店の経営を圧迫しているか、といった問題点をCMで伝えることが、ドミノ独自による無人デリバリーの高評価に繋がるとも考えられます。

ドミノのマーケティング、なかなかすごい!と感じた私です(笑)。

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