アメリカの祝日である【Labor Day】の意味や過ごし方
アメリカ政府による祝日の1つ、「労働者の日」という意味の『レイバー・デイ(Labor Day)』。
遠い昔、労働者は厳しい条件をベースに、働かされていました。
その後、労働条件の改善を経て、労働者を称えるため、1882年の9月、ニューヨーク・シティで最初のLabor Dayが祝われます。
そして、政府の祝日として法律で認められたのは1894年のこと。
以来、毎年9月最初の月曜日と、定められており、今年2021年は、9月6日でした。
一般的に、土曜日から3連休となります。
私と夫は、週末や祝日などあまり関係がない仕事をしていますが、Labor Dayの連休はともにお休みです。
通常なら、地域によっては、大きなイベントがあったり、家族や親戚・友人たちとのギャザリングを楽しんだりするものです。
ですが今年はやはり、ソーシャルディスタンスを保つ時期ですから、例年とは違った過ごし方をする人たちがほとんどだったことでしょう。
労働者の日【Labor Day】連休はイベントを楽しむ
一般的にこの連休は、各地にてパレードやイベントなどが行われます。
私達が住む田舎町でも行われました。
例年、地元のイベントでは、子どもたちによる芸のコンテストや手作りモノの販売など盛りだくさん。
ですが今年は、かなりカットされて、販売は農作物だけだったようです。
私達は行かなかったのですが、ご近所さんが残念がっていました。
ただしパレードは、例年通り、消防車やパトカーなどが音を鳴らしながらイベント会場周囲をゆっくりと通っていたようです。
また、イベント最後の花火も有名ですね。
地元では、毎年日曜日の夜に、打ち上げ花火が行われます。
我が家の近くにある広場で打ち上がるため、私達は我が家の窓から、30分ほどの花火を楽しみました。
土日は親戚や友人たちとのパーティやイベント、キャンプ場でギャザリングなど、月曜日は家族だけでバーベキュー…。
それぞれに最後の夏を楽しむ連休です。
アメリカのレイバーデーセールも要チェック!
また、モールや大型スーパー、ネットショップなどで行われる、Labor Day Saleも欠かせませんね。
9月から新学期が始まる人にとっては、準備をするためにもチェックしておきたいセールです。
ただし、新学期とは関係がない買い物は、11月のブラックフライデーもありますからよく考えて決定しないと後悔することになりかねません(笑)。
なぜか毎年思い出さずにいられない映画『Labor Day』
Labor Dayというと、毎年なのですが、ケイト・ウィンスレット主演の映画、『Labor Day』を思い出してしまいます(笑)。
邦題は『とらわれて夏』だそうですね。
逃亡犯である男性を匿ったシングルマザーと、彼女の息子が過ごしたLabor Dayがストーリーになっています。
私のお気に入り映画の1つなのですが、なぜか私以外の家族には、かなり不評の作品です(笑)。
逃亡犯と母親が互いに惹かれ合うことが、ダメなのでしょうか(笑)。
それはともかく…我が家は、今年のLabor Dayも去年と同じく、家族だけでのんびりと楽しみました。
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