コロナ禍のアメリカで流行った【Drinkable Card】とは?
パンデミック中のヴァレンタインに、お酒が入ったボックスタイプのカードを送ることがトレンドになりました。
アメリカといえば、記念日などでカードを送ることがよくあります。


特に、ヴァレンタインや母の日、アニヴァーサリーでは、送りたい相手の勤務先に送ることが多々ですね。
私の職場でも、毎年どれほど同僚たち宛のカード付きギフトの受け取りをしたことか(笑)。
日本ではそんなことが一切ありませんでしたが、欧米化とされる今、日本でも勤務先で個人的な記念日ギフトを受け取ることはあるのでしょうか?
アメリカの友人によれば、
「公の場でキスをしたり勤務先にギフトを送ったりすることで、愛が確かであることを周囲に伝えることも大切」
ということだそうです。
全員がそうではないものの、自己主張を重んじる国民性を感じますよね。
そして、飲めるギフト付きカードであるDrinkable Cardも、愛情や友情を伝える方法として利用する人が増えています。


お酒好きにはたまらない!ショットタイプのボトル入り記念日カード
Drinkable Cardは、ミニボトルのお酒が入ったボックスタイプのカードになっているので、お酒好きの方に送る最適な「ギフト入りカード」ですね。
ヴァレンタインやアニヴァーサリーなどの記念日他、「会えなくて寂しい」、「昇進おめでとう」といった日常的なメッセージのカードもあります。

また、アメリカ人が大好きな面白いメッセージが書かれたカードもあり、その1つをご紹介しましょう。
●LOOKING FOR A COVID SHOT?
意訳としては、「Covid Shotをお望み(お探し)ですか?」という感じになるのですが、Covid Shotといえば、一般的にコロナのワクチン注射。
ですがこの場合、お酒のショットボトルとかけていて、コロナ禍で必要なものが注射あるいはショットボトル、という感じですね。
コロナで亡くなられた人も多くいますから、ジョークにするのは不適切とも感じますが、ワクチン注射とうまくかけていると素直に思ってしまいました。

『NIPYATA!』や『SIP&SAY』などのサイトを要チェック!
Drinkable Cardでは、以下のサイトが人気です。
●NIPYATA!…Boozy. Brilliant. Fun. The Ultimate Booze-Filled Gifts – NIPYATA!
●SIP&SAY…Search result: 1 result for “Drinkable Card” – Sip & Say (sipsay.com)
NIPYATA!では、アドベントカレンダーも販売されていて(NIPYATA!® Boozy Advent Calendar: 12 Shots of Christmas®! (12 Bottles P)、お酒好きの方におすすめです。

また、アメリカではほとんどの州で飲酒の年齢制限が21歳となっていることから、オーダーでは注意が必要です。
ちなみに、我が家は全員、お酒を一切飲みません。
宗教的な理由ではなく、全員がアルコールに弱いのです(笑)。
特に夫は、ウイスキー入りの小さなチョコレートを1つ食べて、2日間頭痛を抱えたほど(笑)。
とはいえ、私は料理やベイキングにお酒を使うため、Drinkable Cardでウォッカやウイスキーを頂いても十分嬉しいかも。

いずれ、料理やベイキング好きのためのCookable&Bakeable Cardとして、ディザートワイン、グラン・マルニエやリモンチェッロなども発売してほしいものです。


お酒が飲めない人にはティーバッグ入りカードもおすすめ
我が家のようにお酒が飲めない人には、ティーバッグ入りのカードもいいですね。
アメリカでは以前から、ハーブティなど気持ちを落ち着かせるのに効果的なティーバッグを、カードにつけて送ることはよくありました。
特に、ハンドメイド作家が販売しているEtsy(Card with tea bag | Etsy)では、オリジナルのティーバッグ入りカードが多く出品されています。
ご参考にしてみてはいかがでしょうか。


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