アメリカの公立図書館から電子書籍等無料で借りられるアプリ【Libby】
アメリカの図書館は、通常の本以外にも、雑誌やCD、DVD、電子書籍、オーディオブックなどが借りられ、利用者も多くいるようです。
あいにく私達が住む田舎地域には図書館がなく、あまり行く機会がない隣町の図書館を利用することになるため、図書館カードさえ持っていない我が家族。
ですが、電子書籍が増えてきた頃に、図書館カードがあれば図書館のサイトから借りられるようになっていたので、本好きの私も図書館の利用が気になっていました。
そして現在は、公立図書館から電子書籍やオーディオブックなどが無料で借りられるアプリ、『Libby』が人気ですね。
特に、パンデミックからはLibbyの利用者が一気に増加しているようです。
アメリカ公立図書館のカードが必要!Libbyアプリの利用方法
Libbyは『OverDrive』よりリリースとなったアプリで、公立図書館のカードを持っている人には、おすすめのアプリとなっています。
図書館のカードをお持ちでない人は、地元の公立図書館にて、身分証明書とともに無料でアカウントを作成しておきましょう。
※まずは公立図書館のサイトでアカウント作成についての詳細をチェックして下さい。
そして、Libbyを無料インストールします。
指示通りに図書館のアカウント情報などを入力すれば設定完了、利用可能です。
「検索」や「Borrow(借りる)」はもちろん、1つのタイトルに貸し出し人数の制限があることから、「Hold(借りる予約)」の選択もできます。
さらに、返却期限は自動的に実行されますから、延滞料金を課される心配はなし。
図書館にない本や今すぐ読みたいという場合には、Libbyの有料サービスを利用するといいでしょう。
『OverDrive』とOverDriveからリリースされた『Libby』との違いとは?
24時間いつでもディヴァイスを使って本が借りられる『OverDrive』も人気のアプリであり、日本でも展開しているようですね。
●日本版…OverDrive Japan -電子図書館サービス- オーバードライブ・ジャパン
ClassicアプリのOverDriveは、KindleFireに加え、PCからMP3プレイヤーへの転送など多くのディヴァイスとの互換性を持っています。
一方で、Libbyは使いやすさ抜群ではあるものの、まだOverDriveほど多くの機能を備えていないようです。
将来的に、新機能追加の可能性はありそうですね。
利用中の図書館から本を借りるだけであれば、Libbyでも十分でしょう。
Libbyは子供にも使いやすくておすすめです。
ですが子供に利用させるのに、アダルト・コンテンツなど適切ではないタイトルの閲覧非表示をしたい場合には、OverDriveアプリの利用が推奨されているようです。
初めての方には、まず双方のアプリをインストールし、使いやすいほうを選択してみてはいかがでしょうか。
日本の本を借りられる図書館もあり!Libbyで検索を
図書館によっては、日本の本を借りられるところもあり、Libbyでの検索も可能です。
また、LibbyのSettingsにて言語の変更が可能。
中国語やドイツ語、イタリア語、日本語など、現時点で英語以外8ヶ国語が選べるようです。
Los Angelesなど、多国籍の居住者が利用している地域の図書館では、日本語の本も多く用意されているそうですので、気になる方は要チェックです。
LibbyアプリはWindowsでの利用ができなくなった?
Libbyアプリは、Windows10での提供も行っていましたが、現在は廃止され、ダウンロード不可となっているようです。
ちなみに、仲良くしてくれているご近所さんで、私と同じく読書好き(活字好き)の女性がいて、互いに本を貸し借りし合っています。
彼女は長く図書館も利用していて、図書館主催のブッククラブにも参加しているのですが、パンデミックで図書館やブッククラブが休みになることが多々。
そのこともあり、PCでLibbyを利用していましたが、現在はスマホのみで利用中だとか。
そして、最近は活字よりも、運転中に「読書」可能なオーディオブックを借りることが多くなっているそうです。
私もオーディオブックが気になっているので、とにかく車で図書館カードを作りに行きたいと思いつつ…ドライヴウェイの積雪を睨んでいる今日この頃(笑)。
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