アメリカの結婚式!風習や料理・結婚式場・プレゼント等について
在米歴が長くなるにつれ、結婚式にもこれまで多く参列させて頂きました。
アメリカでは招待状より先、結婚式の6~7ヶ月ほど前に、結婚式の日にちを知らせる『Save the Date』のカードを送ります。
日本の結婚式も、今ではそのようなカードを送ったりするのでしょうか?
他にも、アメリカの結婚式は、日本との違いが多いもの。
今回は、そんなアメリカの結婚式についてご紹介します。
アメリカの結婚式費用は花嫁の父親が持つことが伝統的?
アメリカでは一般的に、『Father of the Bride(花嫁の父親)』が結婚式費用を支払うタイトルを持つとされています。
そしてレセプションでは、新郎新婦やウエディングパーティのメンバーたちによるヘッドテーブルの前が、花嫁の親族テーブルになることが基本。
ですが最近では、支払いを新郎新婦がすることも多くあります。
ちなみに、結婚式前日に行われるリハーサルディナーは、新郎の父親(両親)が支払うことが一般的です。
花嫁のブライダルシャワーやバチェラレットパーティなど
結婚式前に行われる『ブライダルシャワー』のパーティでは、花嫁が事前に登録しているギフトのリストから、招待客がプレゼントをすることが基本です。
私の留学時代、大昔(笑)では、花嫁が好きな色やキャラクターなどを書いたメモを皆に渡して、プレゼントしてもらうことが基本でした。
今は、ギフト登録や購入もオンラインでできる便利な時代ですね。
そして、花嫁とブライズメイズや招待を受けた人たちが楽しむ、『バチェラレット・パーティ』、新郎たちによる『バチェラー・パーティ』も結婚式前の有名なイベントです。
もちろん、しない人たちも多くいますね。
セレモニーとレセプションの会場が違うこと多々!料理も様々
アメリカではパーティ会場を結婚式のレセプション会場として使うことがベースにあり、神聖な教会などセレモニーの場所と違うことも多くあります。
ですが、ホテルなどのチャペルやレセプション会場にてセレモニーを行うことも、珍しいことではありません。
また、招待客が事前に送る出欠カードでは、料理の選択ができる場合が多々ですが、ビュッフェ形式や民族的なものなど、料理も様々です。
日本ほどのフォーマルさよりも、カジュアル的な結婚式の方が多いといえます。
花嫁が結婚式当日に必要である伝統的なものとは?
花嫁が結婚式当日に身につける、あるいは持っておく伝統的なものとして、
・古いもの
・新しいもの
・借りたもの
・青いもの
という4つの『グッドラックもの』は有名ですね。
今では古いしきたりを気にしない花嫁もいますが、アメリカの花嫁といえば、この4つをよく耳にします。
アメリカの結婚式でグラスを踏む?宗教で違いあり
例えば、ユダヤ教の伝統的な結婚式では、ナプキンに包んだグラスを踏んで割る儀式が行われます。
新郎新婦の宗教が違う場合、それぞれの神父や牧師、ラビなど2人に結婚式を挙げてもらうケースも多くあります。
宗教による大きな違いから、招待客に神前で帽子を被るなどの依頼がされることも不思議ではありませんね。
アメリカの結婚式で「しない選択」の場合
ウエディングプラナーを雇う以外では、自身で式場やお花、飾り付けなど自身で行うことが基本であるアメリカの結婚式。
時間や費用などを理由に、レセプションをしない人たちもいます。
その場合は、地域により多少の違いはありますが、結婚許可証を取得してから、州の役人を立会人として、宗教施設のほか役所や裁判所などで結婚式を挙げることが可能です。
アメリカでは、ラスヴェガスで2人だけの結婚式など、有名ですね。
私達も裁判所で2人だけの簡易的な結婚式を希望していましたが、夫の親族から止められましたよ(笑)。
どの国でも、結婚式は新郎新婦のためだけではないという考えが、一般的なのでしょうね(笑)。
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