続・アメリカの結婚式！披露宴の場所や演出等様々で巡る思い出
日本とは違ったアメリカの結婚式は、私が拝見しただけでも、実に様々な思いを持たせてくれました。
私は過去に、ウエディングプラナーとして働く友人のお手伝いをしていたことがあります。
その上、ハンドメイドの制作・販売でウエディング関係もさせて頂いたことから、参列以外でもいくつかの結婚式に関わった経験があります。
結婚式は、10代以下の子供は参列禁止、ギフトは指定したチャリティへの寄付など、まさに多種多様。
今回は、私が目にしたアメリカの結婚式での思い出を綴ってみました。
これからご結婚されるカップル、アメリカで結婚式に参列予定という方たちのご参考になれば嬉しいです。
最も感動したアメリカの結婚式はベストマンによるスピーチ！
夫の親戚（新婦）のレセプションにて、新郎のBest Man（付き添い）による新郎についてのスピーチが最高でした。
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アメリカ南部出身の新郎は敬虔なカソリック教徒であり、子供の頃から人々への奉仕活動を目的に、神父を目指していたそうです。
カソリックの神父は結婚が認められていないため、デートをすることもなく大学の神学部へ進んだ彼。
「大学でアメリカ北部出身の新婦に出会い、神父（Father）ではなく父親（Father）になりたいと感じた」と、ジョークも交えながらのスピーチでした。
新郎の長年の夢を180度変えた新婦がいかに素晴らしい人であるかなど、言葉巧みに話すBest Manに、皆聞き惚れていたことを覚えています。
結婚式では、招待客の心に残るスピーチも大切なことですね。
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超カジュアルなガーデンパーティでのアメリカン結婚式
夫の友人は、超カジュアルな結婚式を貸し切りのピクニック広場で行いました。
「絶対にTシャツとショーツで来て下さい」という記載がある結婚式の招待状を受け取ったのは、これまでにもあの時だけです（笑）。
新郎新婦もTシャツとショーツで、セレモニーの後はBBQ、その後はバレーボールやダンス、ハイキングコースなどアウトドア三昧。
アメリカならではの珍しい結婚式でしたが、最高に楽しかったことは事実です。
アメリカの結婚式は招待客のために時期選びも大切
ウエディングプラナーのお手伝いをしていた時には、ハロウィンやクリスマス、年末年始といったホリデイシーズンの結婚式も多くありました。
アメリカの【ハロウィン】はいつ？何するの？過ごし方等について
その時期は、地元へと里帰りをする人たちが多く、招待客が集まりやすいということが大きな理由の1つです。
もちろん、新郎新婦がクリスマスやハロウィン好きということもありますね。
ハロウィンの結婚式では、招待客へ「ハロウィンのコスチュームをオプショナル（任意）」として招待状を出す新郎新婦も多くいます。
アメリカでは大人気！日本では珍しいブラック＆ホワイトの結婚式
ハンドメイドの受注では、やはりビーズジュエリーを頼まれることが多くありました。
ジュエリーはもちろんのこと、ウエディングプラナーのお手伝いでも、ブラック＆ホワイトを基調としたシックな結婚式も多々。
アメリカの結婚式では、とても人気のカラーです。
日本人の私には、ブラック＆ホワイト＝お葬式と感じ、慣れるまで時間がかかりましたが（笑）。
アメリカでは「結婚式をしない」という連絡は普通？
結婚式がキャンセルということも、アメリカでは不思議ではありません。
遠方の招待客には怒りもあるようですが、当日キャンセルも少なくないのです。
そして私が一番驚いたのは、夫の同僚女性の結婚式です。
結婚式の1ヶ月くらい前に「新婦の親友が妊娠しているため、出産時期に合わせて8～12ヶ月後に変更します」と連絡を受けました。
そして半年後に再度招待状を受けたのですが、なんと新郎の名前が半年前と違っていました（笑）。
とはいえ、結婚式のキャンセルも、結婚後に離婚となることを思えば、人生で最良の選択ともいえますね。
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