アメリカの【サンクスギビングデイ】はいつ?行事や料理等について
アメリカの11月といえば、『Thanksgiving Day(感謝祭)』という国の祝日があります。
隣国のカナダでは10月の第2月曜日となっていますが、アメリカは11月の第4木曜日で、2021年は11月25日ですね。
サンクスギビングデイが近づいていて、ストレスを抱えている人も少なくないようです。
秋冬は何かと忙しいアメリカですが、私も早めの準備を行っているところです。


アメリカのサンクスギビング(感謝祭)の起源とは?
感謝祭の起源は、イギリスよりマサチューセッツ州プリマス植民地へと移住した清教徒であるPilgrimsの収穫記念行事とされています。
ネイティヴ・アメリカンであるSquantoが、Pilgrimsにコーンの収穫や魚を取る方法などを教えたことから、その感謝のためにネイティヴ・アメリカンを招待、ご馳走とともに祝いました。
ですがこのストーリーが、暗い歴史の中でポジティヴなイメージにするための一説、との見解もあります。
アメリカ・サンクスギビング休暇の過ごし方について
サンクスギビング休暇は、前後の4日間ほどが一般的ですが、学校では1週間を休みにしている地域もあります。
また私の夫のように、休みは当日のみという企業も(笑)。
もちろん、レストランやフードサービスを行っているところでは、当日が大忙しですね。


基本的に感謝祭当日は、家族や親戚、親しい友人たちとディナーを楽しみ、ゆったりと過ごす家庭が多いもの。
また、毎年恒例の人気イベント、ニューヨークでのメイシーズThanksgiving Dayパレードに参加する、TVで楽しむ人も多くいます。
Macy’s Thanksgiving Day Parade 2021 (macys.com)
さらに、私が楽しみにしている『Turkey Pardon』がホワイトハウスで行われます。
感謝祭当日の朝に、大統領が七面鳥(Turkey)2羽に、食事となる運命から恩赦を与えるという行事です。
Pardoning the Thanksgiving Turkey – White House Historical Association (whitehousehistory.org)
2羽以外は、食卓行きとなりますが…(合掌)。
サンクスギビングの料理やパイ等のディザートについて
サンクスギビングでは、多くの料理が食卓を彩ります。
大きな七面鳥がメインとなることが一般的ですが、魚料理をメインにする家庭もあります。

地域により料理や調理方法に多少の違いもありますが、マッシュポテト、スタッフィング、コーンブレッド、ヤム料理、ベイクド・コーン・キャセロール、グレービーなど副菜も様々。
また、感謝祭の人気ディザートのパイでは、ピーカンパイやパンプキンパイなどが挙げられます。
私もパイ生地やクッキー生地を既に作り、冷凍しています。


感謝祭後のブラックフライデイとサイバーマンデイセールを楽しむ
感謝祭翌日の11月26日金曜日は、多くのアメリカ人が待ち望んでいた『ブラックフライデイ』です。
セールにより「お店が黒字(ブラック)を出す」日であり、我が家も毎年このセールを大いに利用しています。
ちなみに昔は、前日の夜や早朝から、開店までお店前にて行列ができたものですが、今はそのような光景も見なくなりました。
もしかしたら都市圏ではあるのかもしれませんが、最近は前日などからブラックフライデイのセールを行うお店も多く、オンラインでもショッピング可能。
私は特に、ハンドメイドの制作・販売もしているため、その材料も毎年ブラックフライデイでゲットしています。
オンラインのみというディールもあるため、お店に行かないほうがいいこともあります(笑)。
また、翌月曜日のサイバーマンデイ・セールもあるので、我が家は全員、今から欲しい物をチェックしています。
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